ロンドンのトイレ事情

私は約十年間イギリスに留学していました。留学中の生活範囲はロンドンのブルームスベリーというエリアで、そこにはロンドン大学本部(このことについては後日あらためて)とそれに付属する3~4の大学・研究所が立ち並んでいます。

そして忘れてはならないのが大英博物館(BM)で、大学エリアの南側に隣接しています。大英博物館といえばロンドンを旅行したことのある方なら、ほぼ訪れる超有名観光スポットですね。ですから、学生時代に大英博物館にはほぼ毎日訪れました。それはなにも展示品を見るためではありません。そう、トイレを使うためです。

当時のイギリスの大学は、そのほとんどが国立大学であることから予算がありませんでした。なので大学のトイレは異次元空間です。男性トイレの便器に未調理のジャガイモがまるまる1個が落ちていたこともありました。

確認します、大学のトイレです。

もうカルチャーショックを通り越して、シュールレアリズムの芸術作品を見ている気分でした。そうは言っても実際に「用を足す」には不向きであることは言うまでもありません。

そういうわけで定期的に掃除の入る大英博物館トイレでコトを済ませていたわけです。掃除をしているのはだいたい移民のおじちゃん・おばちゃんで、顔なじみにもなりました。いつも「お、今日もしにきたか!」とウィンクをしてくれたものです。

近年はセキュリティーチェックを受けねばならず、裏口から扉を開けてスゥーと入ることができなくなってしまったのは、残念でなりません。

Fish? Fishes? 名詞の複数形のポイント(中学生向け)

「名詞の複数形には s をつけましょう。」というルールは中学校で習います。単語によっては-esをつけたり、leafなど最後の f を消して「-ves」をつける例外もありましたね。

【Question】
では、次の絵に描かれているものを英語に訳すとどうなるでしょうか?

(1) A _____
(2) Two _____
(3) Three _____

答えは・・・


(1) A cat(1匹の猫)/ (2)Two butterflies(2匹の蝶)/ (3)Three fish(3匹の魚)

ここでのポイントは(3)です。なぜ複数なのに”-s”や”-es”がついていないのか、説明できるでしょうか?

fish を辞書で引いてみましょう。すると、複数形は「fish, fishes」と書いてあります。
実は、fish は単数形でもありますが、複数形としても使います。こういう単数と複数で形が変わらない単語のことを「単複同型名詞」と呼びます。deer(鹿)、sheep(羊)、salmon(鮭)なども単複同型名詞です。
基本的に群れをつくって暮らす動物が単複同型になりやすいと言われますが、明確にコレ!といった基準はなく、鶏はchickensだったりします。英語の歴史の中で作られてきた用法なので、一つ一つ覚えていくしかありません。

fish の場合は fishes という複数形もあり、次のように使い分けると言われています。
(1)同じ種類の魚がたくさんいるときは fish
(2)違う種類の魚がたくさんいるときは fishes

ただ、言葉は変化し続けるものなので、もしかしたらネイティブの人がこのルールとは違う言い方をしていることもあるかもしれません。
でも、英作文などで迷ったときはこのルールを思い出してみましょう。

【ポイント】
水族館などでイワシの群れが泳いでいたら “many fish“、お魚屋さんで様々な種類の魚が並んでいるときは “many fishes” 。

当塾の新型コロナウィルス感染症対策について

西之森学舎では、以下のような新型コロナウィルス感染症対策を実施しています。

①教室内を土足厳禁としました
お手数ですが、スリッパなどの室内履きを各自ご持参ください。
体験授業や面談の際など、すぐに室内履きを用意できない場合は貸出も可能です。(貸出スリッパ使用後は除菌スプレーで消毒しています。)

②教室内の換気と消毒
教室は十分に換気を行い、机などの共有部分は定期的にアルコール消毒しています。

③少人数集団授業の定員を4名に
当面の間、小中学生の少人数集団授業コース(英語)は、1クラス定員4名とします。

④手指消毒とマスク着用のお願い
玄関の下駄箱上にアルコールジェルを置いていますので、手指の消毒にご協力ください。(アレルギーがある方は、お手数ですが携帯用の消毒液などをご持参ください。)
また、教室内ではマスクの着用をお願いします。これから夏にかけて、マスク着用による熱中症の多発が心配されていますので、あわせて水分補給なども意識するようにしてください。