Belsize Park(ベルサイズ・パーク)

ロンドンでの学生時代に下宿していたのはハムステッドというエリアです。ちょうど真北には、有名なハムステッド・ヒース(Hampstead Heath)があり、自転車で10分程南に行けば、これまた有名なカムデンタウン(Camden Town)があります。大学までは自転車で30分弱でした。

しかし、雨の日は自転車通学が大変なので、主にバス24番か地下鉄(Tube)のNorthern Line を使ったものです。最寄りのバス停は Southend Green という国鉄の Hampstead駅 の向かいにあり、映画やドラマでもたびたび登場する起点停留所です。このバス停から徒歩5分ほどの距離にあるのが、Belsize Park駅 で、今回のお話となります。


はじめて Belsize Park と聞いた時には、もちろんベル(bell)のような小さな公園があるものだと思っていました。 しかし、下宿の大家さんに聞いてみると、Belsize Park とは Park といっても公園があるのではなく、公園に適した緑地(Parkland)という意味だと、そして Belsize はフランス語の bel assis 「好立地・恵まれた土地」からつけられたのだよ、と教わったのです。


いずれにせよ緑の豊かな場所であり、閑で落ち着きのある場所です。ですから、自室で勉強をするにはモッテコイの場所、まさに bel assis だったのです。ちなみにかの有名な思想家・経済学者である Karl Marx(1818 – 1883)も一時期このエリアに居を構えていたこともあったとのことです。